6月の受注総額は1兆3,316億円
国土交通省は7月31日、「建設工事受注動態統計調査(大手50社 平成27年6月分」を公表した。これによると、6月の受注総額は1兆3,316億円。対前年同月比で15.4%増加し、3か月ぶりの増加となった。
このうち、国内の受注総額は1兆2,582億円。民間工事が増加し、公共工事が減少している。
民間工事の受注高は8,635億円
6月における民間工事の受注高は、対前年同月比21.4%増の8,635億円となり、8か月連続で増加。
業種別にみると製造業が10.1%増、非製造業も24.1%増と、製造業・非製造業ともに増加となった。業種別では不動産業、サービス業、製造業などが増加し、運輸業、郵便業、卸売業などが減少している。
公共工事の受注高は対前年同月比8.9%減の3,445億円で、5か月連続で減少。国の機関からの受注が10.2%増加し、5か月ぶりにプラスに転じているが、地方機関は対前年同月比35.9%減で、2か月連続の減少となった。
6月の海外工事は、対前年同月比161.3%増の734億円。2か月ぶりに増加している。
(画像は、国土交通省の報道発表資料より)
▼外部リンク
国土交通省の報道発表資料
http://www.mlit.go.jp/common/001098897.pdf