DBO方式にて遂行
三菱重工環境・化学エンジニアリング(以下、MHIEC)は、7月27日、神奈川県海老名市と座間市、および綾瀬市のごみ・し尿処理事業を手掛ける「高座清掃施設組合」から、一般廃棄物焼却施設の建設・運営事業を受注したことを発表した。
なお、建設・運営を合わせた総事業費は289億円(税抜き)。施設は、自治体などの公共機関が資金を出して所有し、民間業者にその設計から運営までを委託するDBO方式を採用して進められる。
受注概要
今回受注したのは「新ごみ処理施設整備・運営事業」で、既設ごみ焼却施設の老朽化に伴い、代替施設を整備するものだ。
施設の建設は、MHIECとフジタが共同企業体を結成して行う計画で、処理能力122.5トンの24時間燃焼式ストーカ炉2基を設置。また、MHIECおよびMHIECグループの重環オペレーションの出資により設立した「高座エコクリエイション」が20年間にわたり、運営を請け負う。
そのほか、海老名市内の企業を含む8社が地元密着型グループを結成。地元企業と連携した事業展開を図る予定である。
稼動開始は2019年4月
MHIECは国内外でトップクラスの一般廃棄物処理施設の納入・運営実績があり、今後も資源循環型社会づくりに取り組む方針だ。
なお、施設の稼動開始は2019年4月を目指す。
▼外部リンク
三菱重工環境・化学エンジニアリング ニュースリリース
http://www.mhiec.co.jp/news/150727.html