アジア地域の新エネルギー事業へ参画
フジタは、7月23日、子会社のFujita Corporation Singapore Pte. Ltd.を通じ、東南アジア地域で廃棄物等を利用した発電等、新エネルギー事業を運営するSimfoni Sure Global Pte. Ltd.(以下、SSG社)への出資を実行したことを明らかにした。
東南アジア地域では、経済成長に伴い、電力需要が増加していることから、安定的な電力を確保することが、東南アジア各国の課題として挙げられているという。
両社の強み
SSG社は、2012年に設立。シンガポールに本社を置き、バイオマス発電、バイオガス発電などの再生可能エネルギー事業に取り組んでいるところだ。
一方、フジタは、創業100年以上を誇り、2013年に大和ハウスグループの一員になってからは、同グループの強みを生かし、海外事業や都市再生事業、環境や建設エンジニアリングの優れたソリューション技術を提供しているという。
アジアの発電、インフラ事業に注力
今後、アジアにおける発電プロジェクトの運営、発電インフラ建設へのニーズがさらに高まることが予想される。
フジタは、今回のSSG社への出資を通じ、アジア地域での発電事業およびインフラ開発等への建設事業にも積極的に取り組むかまえだ。
▼外部リンク
フジタ インフォメーション2015年
http://www.fujita.co.jp/information/2015/post_234.html