建設機械のCO2排出量モニタリングシステム
東急建設株式会社は「建設機械のCO2排出量モニタリングシステム」の実証試験に着手したと発表した。
IoT(モノのインターネット)によって、建設現場のスマート化が実現できる。
IoTを導入すると建設機械の稼働状況を正確に計測が可能。CO2排出量を削減することができたり、環境負荷低減を評価するツールとして活用できる。
今後はシステムで集積した多種多様な建設現場のビッグデータを分析・処理することによって、建設現場に埋もれたニーズの発掘やサービス開発につなげ、新規市場の開拓などへ展開していく予定だ。
各種機器で可視化できる
株式会社セールスフォース・ドットコムが展開しているプラットフォーム『Salesforce1 Platform』上でデータを集積しており、これらの分析・処理を行うことによって建設機械の稼働状況や、CO2排出量をタブレット、パソコン、スマートフォンで可視化することが可能だ。
それ以外にも重機の稼働状況とシステムの機能のGPSによる位置データを組み合わせることによって、近隣へのリスクコミュニケーションツールとしても活用する。
なおこのシステムには、小型で安価な「マシン・コミュニケーション機器」を取り付けている。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
東急建設株式会社 プレスリリース
http://www.tokyu-cnst.co.jp/topics/864.html