JFEエンジニアリングは7月7日、独自開発の「ガス導管ネットワークの高速耐震診断プログラム(Network EXpress、以下、「NeEX」)」が、日本ガス協会の平成27年度技術賞を受賞したと発表した。
JFEエンジニアリングが長年にわたって蓄積してきたガス導管部材の変形特性データベースを活用したもので、ガス導管のマッピングデータと、国や都道府県などが公開する地盤データを組み合わせることで、効率的に耐震性能を診断する解析法である。
ガス事業者は、安定したガス供給を安全な方法で行うために、敷設されているガス導管の耐震性を診断し、適切な耐震対策を施す必要がある。
一般的な耐震診断では、ガス導管ネットワークを構成するパイプを3Dメッシュ分割し、地盤データと地震動を入力して解析する方法が用いられる。この方法では有限要素法(FEM)によって、複雑かつ膨大なガス導管ネットワークを解析するため、多大な労力とコストが費やされてきた。
しかし、「NeEX」は複雑な3Dメッシュ分割を必要としない。変形特性データベースを用いることで、短時間で精度の高い診断結果が得られるのが特徴だ。
JFEエンジニアリングは「NeEX」の開発により、8,000kmを超える敷設延長の診断を行ってきた。今回の受賞は高速かつ正確な診断プログラムが、ガス事業者の耐震対策の効率化に貢献したことが評価された。
(画像は、JFEエンジニアリングのホームページより)
▼外部リンク
JFEエンジニアリング株式会社のニュースリリース
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