設計から運営までトータルで受注
JFEエンジニアリングは、7月6日、山口県岩国市より、「岩国市ごみ焼却施設整備運営事業」を受注したことを発表した。
なお、受注金額は、279億4,000万円(税抜き)。設計・施工および20年間の施設運営を一括で請け負い、まずは2019年3月の完成をめざす。
施設概要
今回受注した「可燃ごみ焼却施設」は、日量80トンのストーカ式焼却炉(2炉)で、岩国市日の出町地内に建設される。
この施設では、余剰電力は売電するとともに、廃熱回収をすることで、余熱を隣接する温水利用型健康運動施設等に利用。また、高さ制限を遵守するため、建屋の天井に建設用横もちクレーンを設置し、自走式クレーンを建屋内で併用する工法「ハイパーテルハ」を採用した。
さらに、運営面においては、横浜本社のプラント遠隔監視最適操業支援システム「JFEハイパーリモート」により、24時間体制でバックアップする計画だ。
ニーズに合った最適な技術を提供
今回、同社は、総合評価一般競争入札に参加し、災害に強い施設づくりを積極的に提案。これまでの豊富な実績による確かな信頼と技術力が高く評価されたという。
なお、同社は完工後20年間に及ぶ長期間の安全・安定操業をめざすとともに、今後も、都市環境プラントのリーディングカンパニーとして、最適な技術を提供していく方針だ。
(画像はニュースリリースより)
▼外部リンク
JFEエンジニアリング ニュースリリース
http://www.jfe-eng.co.jp/news/2015/