長崎県西海市一般廃棄物炭化燃料製造事業
電源開発と川崎重工業は7月1日、「長崎県西海市一般廃棄物炭化燃料製造事業」の運営を開始した。
「長崎県西海市一般廃棄物炭化燃料製造事業」は、西海市内で発生する廃棄物などを炭化燃料に変えるための施設「西海市炭化センター」の設計、建設、運営を実施する事業である。廃棄物を炭化燃料として有効利用することで、循環型社会・低炭素社会の実現を目指す。
廃棄物から一日30トンの炭化燃料を製造
昨年11月に西海市と特定事業契約を結び、川崎重工が施設の設計、建設を進めてきたが、今般、施設が完成したため、電源開発と川崎重工業が共同出資を行って設立した特別目的会社「グリーンコール西海」による運営を開始。契約期間の2030年3月まで、西海市炭化センターの運営を行う。
「西海市炭化センター」は、長崎県西海市西海町太田和郷に位置し、一般廃棄物から一日30トン、運営期間合計で約2万2,000トンの炭化燃料を製造する。製造された炭化燃料は、ダイヤソルト崎戸工場にて活用される。
また、特別目的会社「グリーンコール西海」は、出資金1億円。電源開発が60%、川崎重工業が40%を出資した。
(画像はニュースリリースより)
▼外部リンク
電源開発株式会社、川崎重工業株式会社のニュースリリース
http://www.jpower.co.jp/news_release/2015/07/news150701.html