東急建設 建設作業所向け入退場システム導入

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東急建設 建設作業所向け入退場システム導入

2015年06月27日 07:15

ICT 活用で「現場力」強化をめざす

東急建設株式会社は、IC カードを利用した作業所入退場システムTcPass(ティーシーパス)を開発。2015 年7 月以降、同社の最大注力プロジェクトである渋谷駅街区東棟新築工事、渋谷駅南街区プロジェクト新築工事などに順次導入する。

作業所への入場は、予め登録した作業員のみに限定。作業員名簿に登録されていない作業員は入場できないため、作業所の入退場ゲートや扉と連動し不審者の入場防止に役立つ。

1 枚のカードは、全作業所間で共通利用ができ、カードを忘れた場合は、携帯電話やスマートフォンを利用し、その場でQR コードを発行、臨時で入場することも可能だ。

大規模建設工事の作業所運営効率化に期待

TcPassは、顔写真付オリジナルIC カードで作業員ごとに発行。作業所への入退場時に、カードリーダーにIC カードをかざすことで、入退場履歴をクラウド上のサーバに保管。入退場履歴は、パソコン、タブレットやスマートフォンで閲覧可能だ。

また、現場監督がタブレット等のモバイル端末を用いて作業員の資格情報等を現場で瞬時に確認できるなど、現場での活用が作業所の安全・労務管理の効率化につながる。

特に大規模な建設工事などでは、場内にいる作業員の人数を瞬時に確認できる利点は大きい。

このシステムを首都圏エリアの全作業所に順次導入することで、個々の作業所がもつ情報を集約。支店単位の就労把握により、作業員の適正配置や効率的な工程管理が可能だ。また、協力会社でも作業員の入退場情報を閲覧できるため、双方で情報を活用できるメリットもある。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

 

東急建設株式会社 プレスリリース
http://www.tokyu-cnst.co.jp/

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