カメルーンの電動工具市場へ
豊田通商は、6月15日、電動工具製造販売会社のマキタの海外現地法人であるマキタアフリカと、カメルーンでのマキタ製品の総代理店契約を締結したことを発表した。
また、豊田通商が97.4%出資をしている仏CFAO社の子会社「CFAOカメルーン社」と共同で、マキタ製品の総代理店事業を開始したことを明らかにした。

中央アフリカ進出をサポート
両社は、現地時間6月11日、カメルーン最大の都市ドゥアラ市にて、ショールームおよびサービスセンターの開業式を行い、アフターサービスを含めた製品販売、サービスを開始した。
豊田通商は、マキタ製品および部品のシッパー業務を手掛け、CFAOカメルーン社が市場開拓・販売を行い、マキタのアフリカでの事業拡大をサポートしていく。
マキタ製品の販売拡大
カメルーンは、年率GDP5%を超える経済成長に伴い、今後も電動工具市場も拡大が見込まれる一方で、カメルーンの電動工具市場は、欧州メーカーが多くを占めているのが現状。
CFAO社は中・西部アフリカに強固なネットワークを有していることから、今回のカメルーンへの市場参入をきっかけに、アフリカでのマキタ製品の販売拡大を目指すとともに、市場特徴を捉えた販売体制、サービス体制を確立していく方針だ。
(画像はニュースリリースより)
▼外部リンク
豊田通商 ニュースリリース
http://www.toyota-tsusho.com/press/detail/