出光興産、ノルウェー領バレンツ海で油・ガスの広がりを発見

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出光興産、ノルウェー領バレンツ海で油・ガスの広がりを発見

2015年06月16日 15:45

ノルウェーで探掘に成功

出光興産は、6月12日、子会社である出光スノーレ石油開発が、30%の権益を保有する探鉱鉱区PL609の「アルタ」構造で探掘を行った結果、油・ガスの広がりを確認したことを明らかにした。

なお、出光スノーレ石油開発の資本構成は、出光興産が50.5%、大阪ガスサミットリソーシズが49.5%。ノルウェー現地法人出光ペトロリアムノルゲを通じ、ノルウェー領北海で石油・ガス開発事業を行っている。

油・ガスの広がりを発見

探掘とは、試掘により油・ガスの集積が確認されたのち、その油・ガス層の広がりを確認するために行うものだ。

今回探掘に成功したアルタ構造は、離岸距離約190キロメートル、水深は約380メートルで、バレンツ海中西部に位置。探掘は、出光興産が2014年に油・ガスを発見したアルタ試掘井の南西6.5キロメートルの位置で行われ、海面下約2,040メートルまで掘削し、油・ガスの広がりを発見したという。

さらなる評価を

出光興産では、推定可採埋蔵量を1億2,000万~4億2,100万バレル、出光権益分では、3,600万~1億2,600万バレルと見込んでいる。

なお、今後さらに評価・検討を行う方針だ。

(画像は参考資料より)

▼外部リンク

 

出光興産 ニュースリリース
http://www.idemitsu.co.jp/company/news/2015/

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