木質バイオマスガス化発電装置「かぶちゃん村森の発電所」の運転開始、ZEエナジー

更新1122

  1. 建設・設備求人データベースTOP>
  2. ニュース>
  3. 木質バイオマスガス化発電装置「かぶちゃん村森の発電所」の運転開始、ZEエナジー

木質バイオマスガス化発電装置「かぶちゃん村森の発電所」の運転開始、ZEエナジー

2015年06月09日 12:00

「かぶちゃん電力株式会社」と売買契約

株式会社ZEエナジーは、株式会社ケフィア事業振興会の子会社である「かぶちゃん電力株式会社」と売買契約を締結したと発表した。

360kW木質バイオマスガス化発電装置「かぶちゃん村森の発電所」の運転開始に伴って、6月2日に竣工式を長野県飯田市にて行った。

ZEエナジーは主に、2000kW以下の「コンパクトバイオマス発電装置」を手掛けている。

国内唯一のバイオマスガス化発電装置

今回運転を開始した装置は、平成25年度林野庁補助事業「木質バイオマス産業化促進事業」にてZEエナジーの特許技術を用いて開発された、国内唯一のバイオマスガス化発電装置だ。

周辺地域の山間部などから間伐された木材だけを燃料とするガス化発電装置であり、排熱は間伐材チップの乾燥といちごハウス栽培に利用することになっている。国内初のFIT(固定価格買取制度)対応型コージェネレーション小型発電システムだ。

今回は360kWの発電装置を設置することになっているのだが、ZEエナジーは今後180kwから2000kwサイズの発電所を全国に展開していく予定だ。

また排熱だけではなく二酸化炭素も利用した、植物工場併設型のトリジェネレーション小型発電システムの開発も進めていく。

事業主体:かぶちゃん電力株式会社
稼働予定:2016年10月末から売電開始予定(現在は自社使用)
設備規模:360kw発電+排熱乾燥機
投入燃料:間伐材チップ
発電効率:チップの投入量に対して25%以上/熱利用を含めると最大80%
排熱利用:燃料用チップの乾燥、いちごハウス栽培
(ニュースリリースより引用)

(画像はニュースリリースより)

▼外部リンク

 

株式会社 ZEエナジー ニュースリリース
http://www.ze-energy.net/news/info/fit.html

関連テーマ

建設・プラント業界 最新ニュースTOPへ戻る