「FACTOR/AIM」をバージョンアップ
株式会社構造計画研究所が6月5日に、生産ラインシミュレータ「FACTOR/AIM(ファクター/エイム)」のVer.10.3をリリースした。
「FACTOR/AIMは」工場に装置している台数や作業員人数、処理時間、バッファスペースなどを変更し、予め作られていた改善案を評価。もしくはより良い改善案を発見することができるシミュレータだ。
あらゆる設計ニーズに対応し、最適な生産システムをプログラムレスで簡単・高速にモデル作成することができる。そのため担当者自身が、課題解決のためにモデル化や検証を容易に行うことが可能だ。
「モデル定義ツール」機能を追加
使用する場合には、対象となる項目を「FACTOR/AIM」のモデルとして定義しなければいけない。しかしこの作業には時間がかかってしまうことが課題であった。
そのため今回のバージョンアップでは、初期モデルを手軽に定義することができる「モデル定義ツール」機能が追加された。これによってユーザーの負担を減らし、その時間を、生産ラインの評価や検証に使うことができる。
モデル定義ツールは処理タイプや、バッファ容量、処理時間、対象品種と投入量、シミュレーション期間などの情報をエクセルのインターフェースから入力。それだけの作業で「FACTOR/AIMのモデルデータ」が自動で生成される。
(画像はニュースリリースより)
▼外部リンク
株式会社構造計画研究所 ニュースリリース
http://www.kke.co.jp/news/pdf/2015/