豊田通商グループ、国内最大級の木質バイオマス発電所を竣工

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豊田通商グループ、国内最大級の木質バイオマス発電所を竣工

2015年06月04日 17:45

事業費約50億円、12.7MWのバイオマス発電所

豊田通商は6月3日、島根県江津市の「江津バイオマス発電所」の竣工式を行った。

「江津バイオマス発電所」は豊田通商のグループ会社であるエネ・ビジョンが、2013年に「合同会社しまね森林発電」を設立し、島根県江津市において総事業費約50億円をかけて開発を進めていた発電所。

江津市の北部に位置する木質バイオマス発電所で、最大出力は12.7メガワット。年間発電量は、一般家庭約2万3,000世帯分の年間消費電力量に相当する、約8万6,000メガワット時。木質バイオマス発電所としては、国内最大級を誇る。

営業運転の開始は7月1日を予定しており、発電した電力は中国電力に売電される。

エネ・ビジョンの概要

エネ・ビジョンは、コージェネレーション設備や省エネルギー設備を手がける会社として2002年3月、愛知県名古屋市に資本金9,200万円で設立。豊田通商の出資率は56.5%である。

しまね森林発電は2013年6月12日、エネ・ビジョンが10億円を出資して島根県江津市に設立した、バイオマス発電事業のための合同会社である。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

 

豊田通商株式会社のプレスリリース
http://www.toyota-tsusho.com/press/detail/150603_002836.html

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