5月28日、住友商事株式会社は、インド タミル・ナドゥ州チェンナイ近郊における工業団地の開発・販売・運営を目的とした合弁会社マヒンドラ インダストリアルパーク チェンナイ社(以下「MIPC社」)の設立を、マヒンドラ ワールドシティ社(以下「MWC社」)と合意し、合弁契約書を締結した。
インド タミル・ナドゥ州の州都チェンナイは東南アジアに面した良港を有し、古くから港町として栄え、東南アジア・中東・アフリカへの輸出拠点としても注目され、自動車産業、IT産業、エレクトロニクス産業を中心に工業が盛んな地域である。
現在、日印共同の地域開発構想「チェンナイ・バンガロール産業回廊構想」が推進されており、道路や港湾等のインフラを中心に統合的に開発される予定。
この度開発する工業団地においては、収用済みの約110ヘクタールを先行開発し段階的に拡張を行い、2016年度に造成工事に着手し、販売も開始する予定。総事業費は約75億円を想定している。
工業団地側が一括して敷地内造成やインフラ整備(道路・上下水等)を実施することにより、企業のスピーディーなインド進出を支援する。住友商事は本工業団地への日系企業の誘致を通して、雇用創出等地域経済への貢献を目指す。
この工業団地の開発にあたり、タミル・ナドゥ州政府の力強いサポートを受け、住友商事とMWC社は、早期開業を目指す。
(画像はMWC社HPより)
▼外部リンク
住友商事ニュースリリース
http://www.sumitomocorp.co.jp/news/detail/id=28740
マヒンドラ ワールドシティ社ニュースリリース
http://www.mahindraworldcity.com/press/