各事業所における社員のスキルアップにも
沖縄商工会議所は今年7月から約2カ月の期間にわたり、「2級建設業経理士検定対策講習会」を実施する。
財団法人建設業振興基金が実施している建設業経理士検定は、建設業に関する簿記会計知識と会計処理能力の向上を図ることを目的としたもの。資格取得によるメリットとしては、実践的な建設業に関わる、簿記・原価計算を用いた決算の実務処理が可能になることがあげられる。
また公共工事の入札に関わる経営事項審査の際、「2級建設業経理士」の資格を所有している社員がいることは評価の対象となるため、各事業所における社員のスキルアップにつながることも期待される。
全20回、先着30名で申込受付
今回の「2級建設業経理士検定対策講習会」は7月1日(水)から9月4日(金)にかけて、各週水・金曜日の午後6時から9時、全20回の日程で構成されるものだ。会場は沖縄商工会議所の中会議室で、講師には日経ビジネスの比嘉明彦氏を迎える。
受講料は沖縄商工会議所会員およびその従業員は20000円、その他一般は30000円(テキスト・ワークブック代を含む)。なお受講にあたっては簿記3級程度の知識が必要だ。
申込は専用の申込書に必要事項を記入の上FAXを送付するとともに、かかる受講料を6月15日までに振り込む。なお定員は30名で、沖縄商工会議所では定員に達し次第募集を締め切るとしている。
▼外部リンク
沖縄商工会議所 お知らせ
http://www.okinawacci.or.jp/keiei/seminar/