株式会社TJMデザインが、屋内外用レーザー距離計「ライカディスト S910/写真」を発売する。
このレーザー距離計は、構造物の幅・奥行き・高さを設置した箇所から測定することができる。なおこの3点を測定できるのは世界で初となる。この機器を使用することによって、現地調査等の業務を合理化することが可能だ。
これまでの間接測定は「水平幅」や「垂直高さ」の2点間測距に限定されていた。しかしこのレーザー距離計は「斜め」や「奥行き」の距離測定もできるようになった。
どういうことができるのかというと、屋根の一片の幅を設置した箇所から測定するということもできる。
それ以外にも「360度チルトセンサー」に加えて、新たな脚として「スマートベース」を内蔵している。この脚を1地点に設置することによって「距離・角度・傾きのあらゆる2点間測定」が可能だ。
この機能によってこれまで難しかった立ち入りが困難な場所の測距や、複雑な構造物の測距も、短時間で正確に測定できる。
また「X−Range Power Technology」によって、距離に関しては最長300mであり、乱反射など条件の悪い対象物や、明るい日光下でも問題ない。
そのうえ測定点をDXF(3次元データ)ファイルとして機内に記録していく。測定結果はUSBインターフェース経由でパソコンにダウンロードできる。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
株式会社TJMデザイン
http://www.tjmdesign.com/index_full.php
プレスリリース(日経プレスリリース)
http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID