ランピオン洋上ウインドファームプロジェクトの洋上風力発電設備を受注
MHI Vestas Offshore Wind A/S(以下、MHIヴェスタス)は、E.ON(エーオン)が英国で進めているランピオン洋上ウインドファームプロジェクトに向けて、洋上風力発電設備を116基受注した。それと同時に保守サービス契約も締結している。
MHIヴェスタスは、三菱重工業とデンマークのヴェスタス社の洋上風力発電設備専業合弁会社だ。ここまで大規模な洋上風力発電設備の受注は今回が初である。
年間60万トンのCO2を削減可能
今回供給するのは、洋上風力発電設備V112−3.3(3,300kW)をアップグレードしたV112−3.45だ。2017年度第1四半期から据付を開始しており、2018年に試運転を完了する。
ランピオン洋上ウインドファームは、イングランド南東部のサセックス州沿岸から13km沖合に立地されるものだ。
なお英国政府主導で進められている大規模洋上風力発電プロジェクト「Round3」の取り組みの一つでもあり、運転を開始した後は29万の英国世帯に必要な電力を供給する。それと同時に年間60万トンのCO2を削減することが可能だ。
これによって高効率な運転を実現していき、発電コストを低減することもできる。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
三菱重工業 プレスリリース
http://www.mhi.co.jp/news/story/150519-2.html