自然災害に備えた戸建て配管のトータルパッケージ
積水化学工業株式会社の環境・ライフラインカンパニーは19日、戸建て住宅を対象とする「防災・安心パッケージ」を開発し、7月1日(水)より発売すると発表した。
同社は、増加する自然災害危機意識から、防災や安全・安心にかかわる取り組みを強化。管路メーカーならではの視点で戸建て住宅に住む人が安心・安全に暮らすためのライフライン製品を開発している。
2020年度に戸建て住宅向け「防災・安心パッケージ」全体で売上高15億円を目指す。
地震や大雨等による自然災害の増加
近年、地震や大雨等による自然災害は増加、大規模化している。戸建て住宅においては建物の耐震性に注目が集まりがちだが、生活に必要となる水回りの面も重要だ。
例えば、地震による水道管や排水管の破損、ゲリラ豪雨と呼ばれる局地的な大雨では、雨水の排水能力を超え浸水や下水本管の圧力上昇による逆流などの被害が出ている。
戸建て住宅向け「防災・安心パッケージ」の構成内容
パッケージは、災害時の飲料水確保のための「飲料水貯留システム」、ゲリラ豪雨対策用「サイフォン雨どい」、「オーバーフローソケット」、「圧力開放フタ」、管路の耐震化のための「耐震配管システム」の5つのアイテムで構成。
生活に必須な戸建て住宅の水回りを強化し、地震やゲリラ豪雨等の自然災害に備える。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
積水化学工業株式会社 プレスリリース
http://www.sekisui.co.jp/