国内工場の生産ラインを増強
パナソニック株式会社 エコソリューションズ社は、太陽電池モジュール「HIT」の国内生産拠点である二つの工場に合計95億円の設備投資を実施する。
対象はセルの生産拠点である島根工場とモジュールの生産拠点である滋賀工場で、投資による追加生産能力は年間150MWだ。これにより2016年度には、国内外で1GWを超える生産体制で臨む。
太陽光発電の拡大と今後
国内の太陽光発電市場は、固定価格買い取り制度の導入に伴い急速に拡大。制度の見直しはあるものの、政府主導による再生可能エネルギーの普及政策や自治体の導入支援施策が、今後も引き続き実施される予定だ。
その一例であるゼロ・エネルギー・ハウス、ゼロ・エネルギー・ビルの建設により、太陽光パネルの屋根置市場は、住宅および非住宅ともに、今後も需要は広がる。また、国外においても、屋根置市場は住宅を中心に需要が堅調に推移中だ。
同社は、設備投資により太陽電池モジュール「HIT」の生産量を拡大し、国内外の太陽光発電市場の需要に応える。また、国内に向けては、パナソニックグループとしての強みを活かし、太陽光発電システムを核として、エコキュート、蓄電池、省エネ家電などの製品群と併せた、再生可能エネルギーによる豊かで快適なくらしの実現を目指す。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
パナソニック株式会社 エコソリューションズ社 プレスリリース
http://news.panasonic.com/