鹿島建設株式会社および国内グループ会社の29社は、ソフトバンク・テクノロジー株式会社(以下、SBT)よりMicrosoft Office 365(Exchange Online)とADFS on Cloudを導入した。14日、SBTより発表されている。
鹿島建設は1840年の創業以来、建設事業を中心に幅広い事業を手がけ、グローバルな展開を進めており、国内外に多数のグループ会社を保有している。だが、多くのグループ会社を抱えているゆえ、グループ全体におけるコミュニケーション基盤には課題もあり、国内グループ会社のなかには、メールシステムを個別に導入・運用している企業もあったという。
そこで、よりコミュニケーションを向上させ、システムのトータルコスト圧縮、運用負担の軽減もあわせて実現させるべく、メールシステムの統合を検討、SBTに依頼し、Microsoft Office 365とADFS on Cloudによるクラウド環境でのメールシステム統合を決めた。
導入の決め手としては、国内グループ会社の20,000ユーザーという大きな規模にも十分に対応できること、メールシステムがひとつに集約できること、柔軟な拡張性ももっていることなどが挙げられている。
また、SBT独自のサービスであるADFS on Cloudは、認証基盤やID管理システムなど、ADFSが実現する機能をすべてクラウド上のみで完結できるというメリットがあり、この点を高く評価している。
なお、大規模なシステム移行の実施となることから、大企業への導入・運用の実績や豊富なノウハウを有するSBTを最適なパートナーとして選択、SBTはこれを受け、導入から運用までトータルなサポートを提供し、確実な基盤整備を図るとした。
鹿島建設ではこうしたグループ全体にまたがるコミュニケーション基盤の整備などを通じ、さらなる業務効率化と生産性向上を目指していく。
▼外部リンク
ソフトバンク・テクノロジー株式会社 プレスリリース
http://www.softbanktech.co.jp/corp/news/press/2015
鹿島建設株式会社 ホームページ
http://www.kajima.co.jp/