進化したZV550W
日立建機と子会社である日立建機カミーノは5月19日より、小型締め固め機械「ZV550WL ハンドガイドローラ」を発売する。
ユーザーからの要望に応え、2009年発売のZV550Wを軽量化し、運転質量を565キログラムに抑え、“Light”仕様のZV550WLに改良した。
作業性能、メンテナンス、耐久性もアップ
「ZV550WL ハンドガイドローラ」の主な特徴は次の通り。まず、カバーの高さを前機種より約20センチ低くし、視界を良くした。さらにリモート式ハンドルロック機構とアシスト機構を採用し、操作ハンドルの格納と展開が簡単に行えるようにした。
また、メンテナンスへの配慮も行われている。高剛性エンジンカバーの採用で、エンジンカバーを取り外さずに日常のエンジンメンテナンスが可能になった。
ローラとスクレーパ部や散水ノズルの清掃が簡単にできるように工夫も施されている。Vベルトを長持ちさせるために、Vベルトオートテンショナ機能を標準装備し、張り調整も不要だ。
それだけではない。優れた耐久性も自慢だ。走行モータカバー、ワイヤーハーネス保護構造を採用し、ダメージや損傷を防ぐ。
日立建機では管工事や道路補修工事での締め固め作業などに活躍する機種として、国内向けに年間500台の販売目標を掲げている。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
日立建機株式会社のプレスリリース
http://www.hitachi-c-m.com/global/jp/news/press.html