鹿島建設、「新宿三井ビルディング」に超大型制震装置TMDを設置

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鹿島建設、「新宿三井ビルディング」に超大型制震装置TMDを設置

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2015年05月16日 09:00

日本初となる超高層ビル用の制震装置TMD
三井不動産は5月14日、「新宿三井ビルディング」において実施していた超大型制震装置TMDの、屋上設置工事を4月30日に完了したと発表した。

新宿エリアは、東日本大震災時に特に長周期地震の揺れが大きかった地域である。この地域に立地する「新宿三井ビルディング」が、将来、長周期地震動が発生した際に、最新機能を有する超高層ビル並みに揺れ幅を抑えることを目的に、2013年8月より鹿島建設の設計・施工により着工していたもの。

1,800トンのおもりで長周期地震の揺れを制御
超大型制震装置TMDは元々は、超高層ビルの風揺れ対策として、屋上に振子式のおもりを設置する技術を元に開発された。建物に取り付けたおもりが揺れることで固有振動数を最適に調整し、揺れを抑える技術である。超高層ビル向けの地震対策装置としては日本初となり、今回取り付けた超大型制震装置TMDは6基で、おもりの総重量は約1,800トンにおよぶ。

「新宿三井ビルディング」は国土交通大臣認定を取得しており、今回の装置を導入する前でも十分な耐震性能を満たしている。しかし東日本大震災以降、安全・安心、BCPに対するテナント企業のニーズが高まっていることから、今回の長周期地震動対策を実施した。

鹿島建設は超高層ビル建設における制震構造技術の開発に積極的に取り組んでおり、大型制震装置TMDは既存の超高層ビルの課題である長周期地震時の揺れを制御するための有効なソリューションであるとして、この技術を通じて安全かつ安心な暮らしの実現に努める方針だ。

(画像はニュースリリースより)


▼外部リンク

三井不動産株式会社、鹿島建設株式会社のニュースリリース
http://www.mitsuifudosan.co.jp/corporate/news.html

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