インドの経済成長に伴う需要増
三菱電機は、5月14日、インドの三菱エレベーター・インド社に新工場を設立し、インド市場向けエレベーターの生産を開始することを発表した。
インドの昇降機市場は、中国に次ぐ世界第2位。年間新設需要は約47,000台と、今後も需要の伸びが見込まれる。
新工場の概要
三菱電機は、約34.5億円を投じ、インド南部のベンガルール(バンガロール)に新工場を設立する。
敷地面積8万9,000平方メートル、総建築面積2万5,400平方メートルを有する新工場の生産能力は、年間5,000台。
新工場では、「NEXIEZ-LITE(ネクシーズ ライト)」を中心とした製品の販売・製造・据え付け・保守の一貫体制を構築するとともに、敷地内に高さ41メートルのエレベーター試験塔や工事・保守のフィールド研修センターを建設し、エンジニアの教育・育成を強化する計画だ。
なお、2016年7月の稼働開始を目指す。
インドでエレベーターを国産化
三菱電機は、インドにおいて1995年に現地代理店を通じて昇降機事業を展開して以来、販売・据え付け・保守体制の強化を進め、事業拡大を図ってきた。
なお、2020年度におけるインドでの販売台数目標は5,000台である。
(画像はニュースリリースより)
▼外部リンク
三菱電機 ニュースリリース
http://www.mitsubishielectric.co.jp/news/2015/pdf/