高い断熱性能と環境負荷軽減に貢献
アキレス株式会社は、建築物断熱用吹き付け硬質ウレタンフォーム「アキレスエアロンFR-FO」を6月1日から全国で販売する。この製品は2013年から北海道地区限定で販売。今回、潜在的な需要が見込めたことにより全国販売を開始し、2020年までに完全切り替えを目指す。
吹き付け硬質ウレタンフォーム
優れた断熱性と気密性を持つ断熱材として様々な建築物に幅広く使用。主な工法はスプレー工法や注入工法で、代替フロンタイプとノンフロンタイプの2種類。
代替フロン品は、「フロン類の使用の合理化及び管理の適正化に関する法律」において「フロン類」に分類される。地球温暖化係数が高く、法に基づく管理が必要だ。
規制が厳しくなる中、ノンフロン品の需要は大きく伸びた。しかし、代替フロン品より断熱性能が劣るため、施工性・経済性の面が課題があった。
アキレスエアロンFR-FO
同製品は、代替フロンタイプ、ノンフロンタイプの両方の難点をクリア。新発泡剤のオゾン層破壊係数は0、地球温暖化係数は1を達成し、地球温暖化の低減に貢献が可能。また、従来と同等の断熱性能を得られるため、現在のノンフロンタイプより断熱フォームの厚みを薄くできる。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
アキレス株式会社
http://www.achilles.jp/