BIMデータを活用し、FM業務の効率アップ
ALSOKは5月7日より、オフィスビルなどのオーナーに対し、建築情報データベースと建物管理業務(FM:Facility management)を連携させた「BIMを活用したFMサービス」の提供を開始した。
これまでの建物管理業務では、図面や報告書といった紙の書類で個別にデータを管理するのが一般的である。修繕を行うたびに大量の書類から適用か所を検索・照合する必要があるため、作業に時間がかかる、書類の保管場所に困るなどの不都合があった。
建物管理の一元化でコストダウンを実現
「BIM-FMシステム」ではBIMを賃貸物件の運用・維持管理に活用することで、これらの課題の解決を図る。BIMにFMを連携させることで保全計画や管理方法などを蓄積された情報と比較でき、品質を落とさずにコストの最適化や作業の効率化を図れる。
ALSOKが安井建築設計事務所及び、熊本大学大西研究室と協同で行った「BIM-FMシステム」の実証実験では、保全・修繕・更新にかかわる費用を約10%~20%削減できることが確認できた。
(画像はニュースリリースより)
▼外部リンク
綜合警備保障株式会社のニュースリリース
http://www.alsok.co.jp/company/news/news_release_details.htm