燃えにくい化粧版を発売
大日本印刷は、5月7日、高齢者施設や医療施設などに向けて、不燃性の高い、4尺幅の「DNP不燃化粧板 WSフネンL」を販売することを発表した。
なお、設計価格は、1平方メートルあたり、6,000円(税別)。2016年度、25億円の売り上げを見込む。
新製品の特長
新製品は、「DNP住宅用木目化粧シート WSサフマーレ」の新シリーズとして発売。電子線の照射によって、塗工した樹脂を硬化させる、同社独自のコーティング技術を施した環境対応型製品だ。
火山性ガラス質被層板の使用による不燃性、日光などへの耐久性にも優れているだけでなく、横幅が4尺(120センチメートル)と、一般的な製品よりも幅が広いことから、車椅子の移動も容易に行えるため、高齢者施設や病院などの室内ドアの引き戸にも最適である。
防火対策ニーズに対応
近年、特別養護老人ホームや有料老人ホームなどの高齢者施設をはじめ、病院や大型店舗、公共施設などで、防火の観点から、不燃性の内装材の需要に注目が集まっている。
同社は、今後、設計事務所、インテリアデザイン事務所、建設会社などに新製品を販売し、高齢者施設等、各施設への導入促進に向けた取り組みを行う方針だ。
(画像はニュースリリースより)
▼外部リンク
大日本印刷 ニュースリリース
http://www.dnp.co.jp/news/10110379_2482.html