出光興産、九州電力、東京ガスが共同で石炭火力発電所を開発

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出光興産、九州電力、東京ガスが共同で石炭火力発電所を開発

2015年05月02日 16:30

電力小売の全面自由化をにらみ、新発電所を建設

出光興産、九州電力、東京ガスは5月1日、石炭火力発電所開発を検討するために、3社共同で千葉県袖ケ浦市に会社を設立したことを発表した。

電力小売の全面自由化への対応も踏まえ、各社の知見やノウハウを生かし、より安全なエネルギーを、安定的かつ低価格で供給するために、新たに超々臨界圧方式による石炭火力発電所の建設を目指す。

200万キロワット規模の火力発電所

計画地は、千葉県袖ケ浦市中袖3番地1。100万キロワットの発電システムを2基設置し、最大出力は200万キロワットとなる予定だ。

燃料は石炭を計画しているが、バイオマス混焼発電なども検討する。環境対策に配慮し、地元経済の活性化に貢献できる発電所を開発し、運転営業は2020年代中頃となる見通しだ。

3社が発電所開発に向けて新たに設立したのは、「株式会社千葉袖ケ浦エナジー」。代表取締役社長は、三宅一成氏。設立時の資本金は9.96億円(このうち資本金は4.98億円、資本準備金が4.98億円)で、出資比率は3社均等となる。

(画像はニュースリリースより)

▼外部リンク

 

出光興産株式会社、九州電力株式会社、東京ガス株式会社のプレスリリース
http://www.idemitsu.co.jp/company/news/2015/150501.pdf

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