ソーラーフロンティア・ヨーロッパとトルコの太陽光発電事業者Konar Energy社が、イスタンブールで開催しているSolarex 2015においてCIS薄膜太陽電池モジュールの供給契約を締結したと発表した。
なお利用されるのは日本で生産しているCIS薄膜太陽電池モジュールであり、トルコ内の太陽光発電所5箇所へ供給される。
ソーラーフロンティア株式会社は昭和シェル石油株式会社の100%子会社であり、CIS薄膜太陽電池の生産・販売を行っている。
ソーラーフロンティアはトルコ内陸にあるコンヤの発電所と、ブルドゥルの発電所に対してモジュールを出荷する。他の3つの発電所はトルコの南部で建設が計画されており、2016年後半に出荷される予定だ。
Konar Energy社は2011年にトルコ・イズミルに設立。太陽光発電施設の建設、運用とメンテナンスサービスの提供している。
またKON−TEK Automation社が持っている省エネルギーと、大規模な配電自動化システム分野での20年を超える経験、Salt energy社が持つ建設技術を受け継いでいる。
現在Konar Energy社は、トルコにて高品質な太陽光発電所の建設に注力している。ソーラーフロンティアとの協働はこのプロジェクトを進めるためのものだ。
ソーラーフロンティアのCIS薄膜太陽電池モジュールは、結晶シリコン系太陽電池を実発電量で勝る。そのためトルコの厳しい気候でも使用することが可能だ。
(画像はホームページより)
▼外部リンク
ソーラーフロンティア株式会社 ニュースリリース
http://www.solar-frontier.com/jpn/news/2015/C045173