テントとビニールシートを緊急支援
特定非営利活動法人 ADRA Japanは、4月25日に発生したネパール地震の震源に近く、家屋倒壊の被害が大きいと予想されるダディン郡を中心に物資配付などの支援活動を行う。
支援の届きにくい地方
災害発生初期には、支援対象地域が偏りがちだ。そのため現地では連日、援助団体による会議で調整が行われ、ADRAネパール支部も参加している。
震源に近いダディン郡
ADRA Japanは今回、支援の届きにくいところに目を向けるという団体の方針から、震源と首都カトマンズの間に位置するダディン郡周辺地域を対象に支援を決定。ダディン群の世帯数は73,842で、家屋倒壊で家を失った人達にテントやビニールシートなどの配付が急務だ。
耐震性の低い建築物
この地域の家屋の87%は、石材や泥を固めて作られ耐震性が著しく劣る。現地駐在スタッフの話では、古い建造物のほとんどが倒壊し、元々地震に慣れていない人々は余震に怯え、不安と寒さに晒されているという。そのような状況下で急がれるシェルター支援だが、今後も継続的に耐震性の高い町作り等の復興に向けた継続的支援が必要だ。
支援に関する情報
募金受付ホームページ:
http://www.adrajpn.org/C_NepalEmergency.html
郵便振替:口座番号:00290-2-34169加入者名:(特活)ADRA Japan 通信欄に「ネパール地震」と記入のこと。
約2,000円でビニールシートを1枚。約30,000円でテントを1張り購入可能。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
特定非営利活動法人 ADRA Japan
http://www.adrajpn.org/index.html