高分散シリカ工場建設を発表
ソルベイが韓国クンサンにて高分散シリカ(HDS)工場建設に着手したと発表した。この工場では低燃費タイヤ需要に対応することと、HDSイノベーショングレードを開発していく。
ソルベイのグローバルビジネスユニット(GBU)シリカは、最新の高性能シリカを生産している。この高分散シリカは乗用車や、トラック用グリーンタイヤの製造に生産性向上と柔軟性を与えることが可能だ。
宅地開発予定の地域に建設
この工場は梨花女子大学(ソウル)キャンパス内にあるR&Iセンターの一部であるシリカ・リサーチ施設とともに、イノベーションを加速していく。
新工場は大韓民国全羅北道クンサン市に近いセマングム地域に建設。今後宅地開発が計画されている地域にあり、韓国インチョン工場の移管にも対応できる。
ソルベイシリカの投資はソリューションを提供することになり、顧客に供給するためのグローバル展開を拡大する上でも重要な拠点となる。
なお2年以内の操業開始を予定しており、全羅北道長、クンサン市長やその他自治体の高官の面前で、ソルベイは公式に年間8万トン以上の生産能力を持つ工場建設の起工を実施した。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
ソルベイ
http://www.solvay.jp/ja/index.html
プレスリリース(ValuePress!)
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