下水処理場の消化ガスを活用した大規模発電事業
大阪ガスの100%子会社であるOGCTS、月島機械、月島テクノメンテサービスは5月1日、大阪市との間で「大阪市下水処理場消化ガス発電事業」に関する契約を締結する。
大阪市が下水処理場で発生する消化ガスを有効活用するために、民間の資金と技術を導入して行う発電事業で、大阪市内の4処理場において、民間事業者が自己資金で発電設備を建設し、FIT制度を活用した発電事業を20年に亘って実施するものだ。
年間発電量は約2,580万キロワット時
4処理場の発電能力は合計で約4,090キロワット。想定される年間発電量は、一般家庭約7,100世帯の年間消費電力量に相当する約2,580万キロワット時となる見込み。FIT制度を活用した下水汚泥消化ガス発電事業では、国内最大規模となる。
今後はOGCTSが発電事業の運営、月島機械株が発電設備の設計及び建設、月島テクノメンテサービスが発電設備などの保守管理を担当し、2017年4月の運営開始を目指して設計を進めていく。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
株式会社OGCTS、月島機械株式会社、月島テクノメンテサービス株式会社のプレスリリース
http://www.osakagas.co.jp/company/press.html