米国エチレンプラントプロジェクトを受注
東洋エンジニアリング(以下、TOYO)は、4月24日、信越化学工業の米国子会社であるShintech社より、エチレンプラントプロジェクトを受注したことを発表した。
同社は、エチレンプラントにおいて豊富な実績を有するが、今回の案件は、米国において近年継続してプロジェクトを遂行している中でも、最大規模になるという。
受注概要
今回受注したエチレン製造設備は、ルイジアナ州プラクマンに建設される。
年産50万トンのエチレンは、米国ルーマス社技術を用いて生産され、全量Shintech社の既設塩化ビニル樹脂製造設備の原料になるという。
なお、受注金額は約14億ドル。設計、機器資材の調達、工事、試運転を一括に請け負い、2018年前半の完成をめざす。
45件目のエチレンプラント建設プロジェクト
今回のエチレンプラント建設プロジェクトの受注は、2014年8月に発表したマレーシア向け案件に続いて、45件目となる。
TOYOは、今後も高い信頼性と豊富な実績により、シェールガス関連での投資が期待されている米国において、更なる受注獲得をめざす方針だ。
(画像はニュースリリースより)
▼外部リンク
東洋エンジニアリング ニュースリリース
http://www.toyo-eng.com/jp/ja/company/news/