スポンジチタン製造プラントのEPC契約を締結
千代田化工建設は4月24日、サウジアラビアでスポンジチタン製造プラントのEPC業務を受注したことを発表した。
発注先は東邦チタニウム及びサウジアラビアのAMIC社で、千代田化工建設のグループ会社である千代田ペトロスター社と、提携先の台湾CTCI社のサウジアラビア子会社と共同で受注した。
サウジアラビア国内における業務を千代田ペトロスター社とCTCI社が担当し、サウジアラビア国外における業務を千代田化工建設が担当する。
契約金額は約340億円
受注したのはサウジアラビア王国マディーナ州ヤンブー工業団地に、年産1万5,600トン規模のスポンジチタン製造プラントを建設するプロジェクト。受注金額は約340億円で、2017年前半に完成する予定だ。
スポンジチタンは航空エンジンや機体、プラントの配管や熱交換器など、幅広い分野で使用されている。
千代田化工建設は、国内外のノンハイドロカーボン分野で数多くの実績を上げており、東邦チタニウムの国内工場の建設プロジェクトも遂行してきた。今回のプロジェクトは、東邦チタニウム初となる海外生産拠点の建設事業となる。
(画像は、千代田化工建設のホームページより)
▼外部リンク
千代田化工建設株式会社のプレスリリース
https://www.chiyodacorp.com/jp/media/2015/#all