住宅用単結晶太陽電池モジュール「BLACKSOLAR」
シャープが住宅用単結晶太陽電池モジュール「BLACKSOLAR(ブラックソーラー)」を含む4機種を発売した。「BLACKSOLAR」は、シャープ独自の機能評価試験規格である「Quality Test Standard of SHARP」に基づいて評価している。
太陽電池の原理というのは、光を受けると原子が正孔と電子に分かれることにより発電するというものだ。しかしこの場合正孔と電子の一部は再び結合してしまうため、ロスの原因となってしまう。
業界トップのモジュール変換効率
今回新たにセルの受光面と裏面の双方で再結合を抑制する技術を進化させることができたため、モジュール変換効率19.1%を実現した。従来のタイプと比較すると格段に違い、業界トップとなった。
太陽電池セル受光面のパッシベーション膜には新開発の窒化シリコン膜を採用している。また受光面においてのパッシベーション効果が向上したことによって、発電ロスが90%低減する。
それ以外にも、4種類の異なるサイズのモジュールを組み合わせて効率良く屋根にレイアウトしていく「ルーフィット設計」や、様々な屋根に対応できる「ワイドレンジパワーコンディショナ」などと組み合わせることによって、設置容量の最大化が図れる。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
シャープ プレスリリース
http://www.sharp.co.jp/corporate/report/solar6/