機能材事業などの強化で大牟田工場にポリウレタン材料の新プラント建設を着工 三井化学

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機能材事業などの強化で大牟田工場にポリウレタン材料の新プラント建設を着工 三井化学

2015年04月22日 14:45

新プラントの起工式を開催

三井化学は、大牟田工場(福岡県大牟田市)において新規ポリウレタンエラストマーFORTIMO(R)(以下、フォルティモ)及びポリイソシアネートSTABiO(R)(以下、スタビオ)を製造する新プラント(年産2,000トン)の起工式を、4月16日に開催したことを発表した。

フォルティモ及びスタビオの概要

フォルティモ及びスタビオは、三井化学が世界で初めて開発した唯一の特殊イソシアネートだ。

フォルティモは、高弾性、高耐久性、高耐熱性に優れ、ポリウレタンエラストマーの成形時間を短縮する特長があり、主に、自動車用エラストマー材料、弾性繊維等の衣料材料、医療用チューブ、高耐久性工業部材などに使われる。

一方、スタビオの主用途は自動車用塗料、プラスチック用塗料、粘接着剤など。高い反応性を発現し、塗料や接着剤製品の耐薬品性、塗料の耐傷つき性を向上させ、高光沢を実現するバイオマス度70%のポリイソシアネートだという。

新たな顧客価値を創造

三井化学は、2013年10月より、フォルティモ及びスタビオのマーケティングを開始して以来、顧客の引き合いは増加傾向にあるとし、今後も、コーティング・機能材事業の更なる強化・拡大を推進していく方針である。

なお、新プラントは、2016年8月に営業運転を開始する予定だ。

(画像はニュースリリースより)

▼外部リンク

 

三井化学 ニュースリリース
http://jp.mitsuichem.com/release/2015/

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