経済発展に貢献
三菱重工業は、4月15日、同グループのPWパワーシステムズ(以下、PWPS)が、米国を拠点とする事業開発会社であるマイアミ・キャピタル・ホールディングから、ギニア共和国向けガスタービン発電機3ユニットを受注したことを発表した。
ギニアでは、豊富な鉱物資源がある一方で、インフラ整備の遅れ経済発展における課題となっていることから、発電設備の迅速な導入・拡張が強く求められているという。
受注概要
今回のガスタービン発電機は、出力2万5,000kWのガスタービン発電機「FT8 MOBILEPAC(R)」で、燃料として天然ガスおよび液体燃料を使用する。
パッケージ型のため、世界中どこでも迅速に移動・設置できるのが特徴な、航空機エンジン転用型ガスタービン発電機だ。
なお、首都コナクリに新設する発電所の中核機器として活躍する計画で、PWPSは機器製造・供給と技術サポートを行い、据え付け工事などは、MKHエンジニアリングが担当。新発電所はマイアミ・キャピタル傘下の欧州電力会社Kエナジーが運転管理する予定である。
豊富な製品群をラインアップ
三菱重工グループは、三菱日立パワーシステムズのガスタービン事業に、PWPSの航空機エンジン転用型ガスタービンを加えることで更なるグローバル展開を図りたいとしている。
なお、今後も、両ガスタービンの長所を生かしながら、エネルギーの有効利用と環境負荷の低減に貢献していく方針だ。
(画像はホームページより)
▼外部リンク
三菱重工業 プレスリリース
http://www.mhi.co.jp/news/story/1504155633.html