竣工式を開催
JX日鉱日石エネルギーは、4月13日、2011年4月から建設を進めていた「八戸LNGターミナル」が完成し、今月1日から営業運転を開始したことを発表した。
なお、4月10日、同ターミナルの竣工式が開催されたという。
八戸LNGターミナルの概要
「八戸LNGターミナル」は、青森県八戸港河原木地区ポートアイランド内、9.3万平方メートルの敷地に建設。14万キロリットルのLNGタンク2基をはじめ、LNG外航船受け入れ設備、LNG内航船出荷設備、LNG気化設備、タンクローリー出荷設備等で構成されている。
同ターミナルの運営は、100%出資子会社のJX日鉱日石エルエヌジー・サービスが行い、今後は、同ターミナルを出荷拠点として、産業用を中心に天然ガス・LNGの需要増加が見込まれる東北地域に供給していく計画だ。
また、釧路LNGターミナルも、今月1日に営業運転を開始。同ターミナルから釧路LNGターミナルへ、内航船による転送を行うことで、道東地域にも供給していくという。
地域経済の発展に貢献
JX日鉱日石エネルギーは、総合エネルギー企業として、環境特性に優れた天然ガス・LNGの普及に取り組む方針である。
また、同ターミナルの安全操業ならびに環境保全に努めるとともに、地域経済の発展に貢献していくかまえだ。
(画像はニュースリリースより)
▼外部リンク
JX日鉱日石エネルギー ニュースリリース
http://www.noe.jx-group.co.jp/newsrelease/2015/