無線式危害防止装置マジックセーフ
文化シヤッター株式会社が、防火・防煙シャッターの安全装置「危害防止装置」に信号送信用コードがない無線式を採用し、自己発電装置内蔵の送信機を組み込んだ「無線式危害防止装置マジックセーフ」を新たに発売する。なお「無線式危害防止装置マジックセーフ」を組み込んだタイプは、業界で初となる。
これまでは有線式危害防止装置(コードリール式)が一般的だったが、シャッター全閉時に信号送信用コードが露出するということで断線の危険性という問題点があった。
今回新たに採用された「マジックセーフ」は、無線式のため安全性が高くコードレス化によって意匠性が向上した。
バッテリー交換不要の送信機採用
無線式の危害防止装置の場合には、シャッターが降下する時に人や物を感知すると座板の送信機から一時停止信号を送る。そのため送信機にバッテリーを搭載する必要があった。
しかし「マジックセーフ」であれば、バッテリーそのものが必要なくなるため万一の動作不良を回避することができ、コストも削減することが可能だ。
また「マジックセーフ」は既設シャッターにも、管理併用型の防火・防煙シャッターにも対応していることが特徴だ。
そのうえシャッターが収納されるまぐさ内に装置を設けない構造のため、施工性が向上した。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
文化シヤッター株式会社 ニュースリリース
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