新たに4機種を発売
小松製作所(以下、コマツ)は、オフロード法2014年基準に適合した油圧駆動式の新型フォークリフト4機種を、4月1日より発売開始した。
なお、オフロード法とは、特定特殊自動車排出ガスのNOx(窒素酸化物)、PM(粒子状物質)排出量の規制等に関する法律のことである。
新機種の特長
新発売の4機種には、コマツ独自の新世代エンジンを新たに搭載。NOxとPMの排出量を大幅に低減し、特定特殊自動車排出ガス2014年基準の、排出ガス規制をクリアした。
また、油圧駆動式トランスミッション、エンジン出力を無駄なく活用する油圧システム、高性能なコントロールシステムを採用したことで、燃料消費量は従来のトルクコンバータ方式車両に比べ、最大30%低減させることに成功。
さらに、オペレーターの疲労軽減と安全作業にも貢献。最高速度を4段階に設定可能なうえ、電子制御HST採用により、なめらかな走行を実現したという。
販売目標は年間700台
コマツは、新機種にフリート遠隔管理と現場改善を支援する「KOMTRAX」を標準搭載し、稼働状況の「見える化」を実現。今後も顧客ニーズにあわせたサポートを実施していく方針である。
なお、販売目標は、国内のみ4機種合計、年間700台だ。
(画像はニュースリリースより)
▼外部リンク
コマツ ニュースリリース
http://www.komatsu.co.jp/CompanyInfo/press/