2019年度内の完成を目指す
日立造船は25日、日立造船と五洋建設の共同企業体、日立造船・五洋建設特定建設工事共同企業体が、神奈川県横須賀市から横須賀ごみ処理施設建設工事を受注したと発表した。
ごみ処理工場の施設規模は、1日120トンを処理するストーカ式焼却炉が3炉と、5時間で30トンを処理する不燃ごみ等選別施設となっている。受注金額は196億円(税抜)、2019年度内の完成を目指す。
「長期の安定稼働、経済性、環境配慮」がコンセプト
横須賀市と三浦市のごみを処理する横須賀市南処理工場は、1983年10月から稼働しているが、稼働開始より30年以上が経過しており、同工場の老朽化が進んでいる。そのため、同工場は「長期の安定稼働、経済性、環境配慮」をコンセプトとして建設される。
460件以上のごみ処理・発電施設の納入実績
横須賀市南処理工場を建設する日立造船は、1965年に、日本初の都市ごみ焼却発電施設を大阪市に納入して以来、国内外合わせて460件以上のごみ焼却・発電施設を納入する実績を持つ。
同社は、ごみ焼却発電施設に関する総合的なノウハウを有していることから、豊富な経験を活かし、地球温暖化対策、資源循環型社会の形成に貢献していく方針である。
▼外部リンク
日立造船(ニュースリリース)
http://www.hitachizosen.co.jp/release/2015/03/001618.html
横須賀市ホームページ 横須賀市南処理工場
http://www.city.yokosuka.kanagawa.jp/4260/s-syori/