衛生陶器生産工場
TOTO株式会社は3月23日、TOTOサニテクノ中津工場に新たな衛生陶器生産工場棟を建設すると発表した。
この新工場建設は国内衛生陶器生産工場の老朽化設備を更新する目的で行われる。
同社は2008年から、国内雇用の維持、生産性向上、在庫レス化、環境貢献といった目的のため、老朽化設備の更新を進めている。
グリーンファクトリー化を促進
TOTOサニテクノ中津工場は、築年数が経過し老朽化しており、旧建屋内にある生産設備の代替として、同敷地内に新工場棟を建設する。
新工場には最新式のファイバー窯・LED照明等の高効率機器を導入し、環境建材「ハイドロテクトカラーコート」の外壁塗布などを実施することで、生産性向上だけでなく、グリーンファクトリー化も促進する。
「ハイドロテクトカラーコート」は同社の光触媒技術「ハイドロテクト」のセルフクリーニング(防汚)効果で、建物の綺麗な外観を長く維持させることがき、塗装作業を3工程に減少させるなど施工性も向上させることができる。
建築設計は大成建設によって行われ、今年4月末から工事を開始し、2017年5月の本格稼動を目指している。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
TOTO株式会社 ニュースリリース
http://www.toto.co.jp/company/