GIIC工業団地にて
三菱自動車は3月24日、インドネシア共和国ブカシ県・GIIC工業団地において、新工場の起工式を執り行ったと発表した。
新工場は三菱商事、現地パートナーPT Krama Yudhaとともに設立した新生産合弁会社ミツビシ・モーターズ・クラマ・ユダ・インドネシアによって建設されたものであり、起工式には、フシン工業大臣をはじめとした政府関係者などが出席した。
乗用車事業を強化
世界第4位の人口を有するインドネシアは、経済成長と共に小型MPV(多目的車)を中心とした乗用車の需要が増加しており、三菱自動車は今後の成長に合わせ、乗用車事業を強化するとしている。
同社は、新工場建設によって、現状の生産委託から、自社生産への切り替えを行い、インドネシア事業の拡大を図る。
新工場は、2017年4月から生産を開始し、新型SUV(スポーツ多目的車)「パジェロスポーツ」や、新たに開発する小型MPV、現在の委託生産車種である小型商用車「COLT(コルト) L300」等を生産する予定だ。
生産した車両の一部はアセアン各国にも輸出する予定で、生産能力は年間16万台とタイに続くアセアンの主要生産拠点として稼働させる計画である。
▼外部リンク
三菱自動車 プレスリリース
http://www.mitsubishi-motors.com