フジタと耐震・制振部材「DUAL CORE BRACE」を共同開発、大和ハウス工業

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フジタと耐震・制振部材「DUAL CORE BRACE」を共同開発、大和ハウス工業

2015年03月27日 02:00

「DUAL CORE BRACE」を共同開発

大和ハウス工業株式会社と株式会社フジタが、耐震・制振部材「DUAL CORE BRACE(デュアルコアブレース)」を共同で開発、建物への採用を開始したと発表した。

大和ハウス工業とフジタが開発した、中低層建物向け耐震部材「鋼製座屈拘束ブレース」を制振部材としても使用できるようにしたものだ。

地震に強い建物に

高強度鋼材や制振部材に、建築構造用圧延鋼材及び低降伏点鋼材を芯材の使用鋼材として追加したものだ。それに合わせて部材構成や、接合部形状を改善したことにより設計の自由度が上がり、接合部の施工性も向上した。

また地震力に抵抗することが可能な芯材を、拘束材とアンボンド材でサンドイッチ状に挟み込んだことによって地震時に圧縮力がかかっても座屈することなく耐震・制振性能を発揮することができる。そのため地震が何度も起きたとしても、強いエネルギーを吸収することが可能だ。

吸収することによって、大地震時の建物の変形を20~50%軽減することができる。そのため柱や梁などの損傷が少なくなり、長期にわたって安全・安心に建物を使用することができる。

なお、この技術は2015年1月22日に耐震・制振部材として一般財団法人日本建築総合試験所の建築技術性能証明を取得した。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

 

大和ハウス工業株式会社 ニュースリリース
http://www.daiwahouse.co.jp/release/

株式会社フジタ
http://www.fujita.co.jp

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