アフリカケニアプロジェクトに参画
日本アジアグループは、3月23日、グループ傘下のシーベルインターナショナル(以下、シーベル)が、UNIDO(国際連合工業開発機関)と、アフリカケニアプロジェクトについて正式契約を締結したことを発表した。
なお、今回、落差の小さい農業用水路でも設置可能なシーベルの技術が、UNIDOのアフリカ支援プロジェクトの1つとして採用されたという。
アフリカケニアプロジェクトの概要
ケニア共和国のムエア地域は、ケニアを代表する稲作地帯であるとともに、ケニア山に由来する水量が豊富で、灌漑用水路が整備された場所だ。
このプロジェクトでは、同地域の無電化村へ、「超低落差マイクロ水力発電システム独立電源ミニグリッド」を設置することで、約200世帯分の電力を供給する計画である。
なお、発電規模は、定格発電約20kWで、5月中旬の設置完了をめざす。
新興国のインフラ整備に貢献
シーベルは、アジア・アフリカ各国でグローバルに事業を展開中。水流を利用した超低落差型のマイクロ水力発電システム実用化における先駆者的存在として位置づけられている。
日本アジアグループは、今回のプロジェクトを通じ、新興国のインフラ整備に貢献するとともに、今後も積極的に、人と地球に優しいまちづくりを推進していくかまえだ。
(画像はニュースリリースより)
▼外部リンク
日本アジアグループ ニュースリリース
http://www.japanasiagroup.jp/cms/pdf/1010/2015-03-23.pdf