ガスタービン発電設備を受注
川崎重工が新日鉄住金エンジニアリング株式会社から、日本とタイで実施するオンサイトエネルギー供給事業向けとして、ガスタービン発電設備2台を受注した。
川崎重工はガスタービン発電設備を供給し、新日鉄住金エンジニアリングが排熱回収ボイラや補機一式の調達と現地工事を行うことになっている。
2016年に運用開始予定
今回受注した設備は、「M7A」を搭載するガスタービン発電設備だ。株式会社J−オイルミルズの千葉工場とYokohama Tire Manufacturing(Thailand)Co.,Ltd.に建設する予定となっているガスタービンコージェネレーションシステムに設置される。
高効率ガスタービン「M7A」シリーズは、これまでに国内外で150台以上の受注・納入実績がある。新日鉄住金エンジニアリングが展開する国内のエネルギーセンターに向けて、7,000kW級ガスタービンを4台納入した実績がある。そのことで高く評価され、今回は8,000kW級ガスタービンを受注することとなった。
川崎重工は今後、ガスタービンの高い技術力と信頼性を活かして、日本および成長市場として期待される東南アジアでの販売拡大を進めていく方針だ。
なおシステムの運用開始は2016年の予定。発生する電気と蒸気については、工場内の動力源や熱源として利用されることになっている。
(画像はニュースリリースより)
▼外部リンク
川崎重工 ニュースリリース
http://www.khi.co.jp/news/detail/20150312