タイのマンション事業に参画
三井不動産は、3月10日、三井不動産レジデンシャルとの共同出資会社であるシンガポールの三井不動産アジアを通じて、タイの首都バンコクの中心エリアにおいて新たに高層マンション事業、「アシュトン・チュラシーロム」に参画することを明らかにした。
バンコクでは、中間所得層の増加を背景に、マーケットの伸長が今後も期待される見込みである。
事業概要
「アシュトン・チュラシーロム」事業は、敷地面積6,752.8平方メートル、56階建て1,180戸(予定)の住宅プロジェクトで、地元の有力な住宅デベロッパー「アナンダ社」と共同で進められる予定だ。
建設予定地は、シーロム、サトーンエリアに隣接し、MRTサムヤーン駅から徒歩3分と好立地なうえ、生活利便性も高いエリア。教育機関や医療機関が多く、タイを代表する「ルンピニ公園」等へも容易にアクセスできるという。
なお、建物完成は、2018年3月をめざす。
今後の展望
三井不動産は、海外事業を成長分野の一つに位置づけており、今回の参画で、東南アジアでの住宅事業は計8事業、商業施設事業を加えると東南アジアで推進中の事業は計10事業となる。
同社は2017年度までに欧米やアジアにおいて約5,000億円を投じることを既に表明済みで、今後もグローバルに事業を展開していく方針だ。
(画像はニュースリリースより)
▼外部リンク
三井不動産 ニュースリリース
http://www.mitsuifudosan.co.jp/corporate/news/2015/
三井不動産レジデンシャル ホームページ
http://www.mfr.co.jp/