タイで代替案件を受注
丸紅は、3月10日、アルストムグループと共同で、タイ王国電力庁(以下、EGAT)よりマエモ褐炭焚き火力発電所4-7号機代替案件を受注したことを発表した。
現在、マエモ褐炭焚き火力発電所の4号機から13号機までが運転中だ。これら全てのボイラー及びその補機を、丸紅がアルストムグループとのコンソーシアムにて納入している。
受注概要
今回のプロジェクトの受注額は、1,200億円強。タイ北部のランパン県に超々臨界圧技術を用いた環境負荷の小さい発電所を建設する計画で、出力は約600MWを見込む。
具体的には、発電所に隣接する炭鉱の褐炭を使用して発電を行うもので、ボイラー・蒸気タービンや発電機等はアルストムが、補機の調達や土木・据え付け工事は丸紅が取りまとめる予定である。
丸紅の豊富な実績
丸紅の50年にわたるタイでの発電所納入実績は、約10,300MWに達し、ここ10年でも、EGATより複数の火力発電所案件を完工した豊富な実績がある。
タイでは今後も新規発電所の建設案件が複数計画されていることから、同社はこれまでの高い技術力と実績をいかし、積極的に受注に取り組む方針だ。
(画像はホームページより)
▼外部リンク
丸紅 ニュースリリース
http://www.marubeni.co.jp/news/2015/release/00010.html