アイスランドの発電設備を受注
富士電機は、3月10日、アイスランド共和国セイスタレイキル地熱発電所向けに発電設備を受注したことを発表した。
アイスランドでは、年間発電量の99%超が再生可能エネルギー発電。地熱資源賦存量は世界第6位を誇り、今後も、複数の地熱発電所建設が計画されているという。
受注概要
セイスタレイキル地熱発電所は、アイスランド北東部(アイスランド第2の都市アークレイリの東北東約50キロメートル)に建設される計画で、発電容量は45MW、2017年10月の稼働開始をめざす。
富士電機は、アイスランド電力公社から、独バルケデュール社と共同で受注。蒸気タービン・発電機を設計・製造・供給し、現地にて据え付け・試運転の後、アイスランド電力公社に引き渡す方針だ。
世界シェアトップの実績
富士電機の、2004年~2013年(10年間)における地熱蒸気タービン発電設備納入実績は21台、1,068MWで、世界シェアはトップの40%。
今後も同社の強みである地熱発電特有の耐食(耐腐食・耐侵食)技術や豊富な実績をいかしながら、顧客ニーズに応えていくとともに、低炭素社会実現をめざすかまえだ。
(画像はニュースリリースより)
▼外部リンク
富士電機 ニュースリリース
http://www.fujielectric.co.jp/about/news/detail/2015/