空港の拡張工事を受注
竹中工務店は、3月3日、シンガポールのチャンギ国際空港グループより、チャンギ国際空港第1ターミナルの拡張工事を受注金額約280億円で新たに受注したことを明らかにした。
なお、同社では、今回新たに拡張工事を受注できたことについて、これまでの同空港での実績と海外での空港工事における実績が高く評価されたものと位置付けている。
拡張工事の概要
今回の工事では第1ターミナルの出発ロビーの改修と、手荷物受取所の改良をするとともに2カ所の手荷物受取所を新たに設置する。
具体的には、既存のチェックインカウンターの取り換えを行い、新たにチェックインカウンターを2列設置することで、より多くの利用者に対応できる環境を整備する。
また、荷物の自動仕分け機能によって、自動で荷物を預け、自動で荷受けが行えるよう、手荷物の受け取りシステムを完全自動化するという。
完成は2019年
竹中工務店では、1981年のチャンギ国際空港開港時より、新築・増改修に数多く携わっており、現在も第4ターミナルの新築工事を進めているところだ。
なお、第1ターミナル拡張工事は、2019年の完成をめざす。
(画像はホームページより)
▼外部リンク
竹中工務店 ニュースリリース
http://www.takenaka.co.jp/news/2015/03/01/index.html