新たに2ヶ所データセンターを設立
アップルがゴールウェイ州と、デンマークのユトランド半島に、2つの新たなデータセンターを建設すると発表した。投資額は17億ユーロ規模だ。両データセンターは2017年に稼働する予定である。
環境にも配慮した施設に
アップルとしてはその土地に元々生息していた植物群を復元し、近隣の学校やコミュニティが敷地内で散歩をしたり、屋外で行われる授業に利用したりできるようになる。
なおアイルランドに建設されるデータセンターの建設については、外来植物の生育と刈り入れが行われていたエリアの干拓造成も一緒に行う。
またデンマークのデータセンターは、近隣の変電所に過度な発電機を設置せずにすむよう配慮している。またデータセンター内で発生した過剰な熱源を集めることによって、ヴィボーにある家々にこの熱源を供給する予定だ。
アップルは近々稼働した太陽光発電を装備したノースカロライナにあるデータセンターを含めて、環境にやさしいデータセンターを作る。
新設されるデータセンターは、それぞれ166,000平方メートルの広さであり、ヨーロッパのユーザーが利用するiTunes StoreやApp Store、iMessage、Maps、Siriに使用される予定だ。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
Apple プレスリリース
https://www.apple.com/jp/pr/library/2015/02/23Apple-to-Invest